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メールソフトで慶應メールをご利用の方へ: 安全性の低いアプリのアクセス制限への影響と対応について

Google 社より、Google Workspace for Educaton にて、安全性の低いアプリによるアクセスを制限するお知らせ(Google社のページ)がありました。

お知らせによれば、慶應メール(@xx.keio.jp, @keio.jpのメールアドレス)をメールソフトでご利用の場合、未対応のメールソフトを利用していたり、 対応していてもメールの設定がOAuth未対応のままでは、今後、慶應メールが利用できなくなります。

メールソフトで慶應メール(@xx.keio.jp, @keio.jpのメールアドレス)をご利用の際は、以下をご確認の上、必要に応じ対処を行ってください。

対象者

慶應義塾大学で提供しているGoogleアカウントデータへのアクセス(Gmail, Googleカレンダー, 連絡先)に対し、OAuthに対応していないメールソフトを利用されている方。

適用スケジュール

2022 年 5 月 30 日(予定)より
(Google Workspaceへの適用日は未定のようですが、いずれ適用されると思われますので、ご準備をお願いいたします。)

対応方法

慶應メールをメールソフトで現在お使いの方へ

必要に応じ、以下の1か2の対処を行ってください。

対処を実施しない場合、2022年 5月30日(予定)以降、ご利用のメールソフトで慶應メールを使うことができなくなります。
※ メールアカウントが停止するわけではありません(メールアドレスが失効して、メールの受信送信自体が停止するわけではありません)。

  1. メールの利用を Webブラウザや、Google アプリ の利用に切り替える。
  2. 「各利用メールソフトでの対応」より、ご利用のメールソフトに応じた対処方法を必要に応じ実施する。

新たにメールソフトで慶應メールを利用予定の方へ

Webブラウザ、または、Googleのアプリでのご利用を推奨します。

2022年 5月30日(予定)以降、OAuth未対応のメールソフト(以下例)では、新たに慶應メールをメールソフトで利用し始めることはできなくなります。

  • Microsoft Outlook (Office 365 の Outlookは除く)
  • Windows Live メール(2017年1月10日にマイクロソフト社のサポートが既に終了しています)
  • Windows 8.1 メール

注意事項

OAuthに対応していないメールソフトでは、アクセスが出来なくなります。
MacOSやiOSのメールアプリやカレンダーを利用されている場合、一度アカウント情報を削除して再登録が必要です。
「安全性の低いアプリのアクセス」が自動的にオフになることがあるため、設定を確認してください。

各メールソフトでの対応

メールソフトに応じて、それぞれ以下の対応を行ってください。

Becky! Ver2

以下の手順を参考に、最新のプログラムへの更新を行います。

OAuth対応のメール設定(Becky! Ver2 設定例) になっているかをご確認ください。なっていない場合は、設定の変更を行ってください。

Thunderbird

以下の手順を参考に、最新のプログラムへの更新を行います。

OAuth対応のメール設定(Thunderbird 設定例) になっているかをご確認ください。なっていない場合は、設定の変更を行ってください。

Windows 10 メールアプリ

OAuth対応のメール設定(Windows10 メールアプリ 設定例) になっているかをご確認ください。なっていない場合は、設定の変更を行ってください。

macOS メール

OAuth対応のメール設定(Macメール 設定例)になっているかをご確認ください。なっていない場合は、設定の変更を行ってください。

なお、この設定ができない場合、ご利用のパソコンの macOS のバージョンが古い場合が考えられますので、macOS のバージョンアップをお試しください。

Outlook

OAuth に対応しているのは、Office 365 の Outlook になります(Outlook設定例)。

Microsoft EES にて導入した MS Office に含まれるOutlook は、OAuth に対応していません。
後述の Office 365 で利用できる Outlook か、Webブラウザ、または、Googleのアプリでのご利用をご検討ください。


参考情報

最終更新日: 2022年3月28日

内容はここまでです。